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2014年11月12日水曜日

住宅用太陽光発電の全量売電と余剰売電どっちが得か?

ブログのタイトルである余剰売電20年と全量売電より得かもというタイトルでブログを書き始めましたがその内容に詳しく触れていませんでしたので今回まとめてみます。

【全量売電のメリットデメリット】
・発電した分のすべてを売電できる。
・工事費負担金を支払う必要がある。
・停電になっても太陽光発電を自立運転出来ない。

【余剰売電のメリットデメリット】
・停電時に太陽光発電設備を自立運転して電気を使うことが出来る。
・10kw以上でも余剰売電は工事費負担金は不要になる。
・発電中は売電出来るはずの高い単価の電気を自家消費するので悔しい。


上記のようなメリット・デメリットがありますが収支を考えると
(※計算が煩雑になるので劣化等は考慮しない。)
 条件:10kw以上の太陽光設備、住居の屋根、20年間の売電、売電単価43.2円
    自家消費割合5%(我が家実績による(ガス、灯油使用))

 全量売電
  (42万円×20年)-工事費負担金20万円=820万円

 余剰売電
   39.9万円×20年=798万円



自家消費した電気を電力から購入した場合に支払う額
 購入電気と売電単価の比率 24÷43.2=0.55

 2.1万円×20年=42万円×0.55=23.1万円(節約効果分)
  (自家消費で電力会社から購入しなかった分)



全量の売電 820万円

余剰の売電 798+23.1=821.1万円


それ以外に電力会社との契約する基本料金は各社違うようですが、我が家のように深夜電力契約にした場合などの要素を色々と考慮すると、自宅屋根に10kwをちょっと超えたぐらいであればど全量余剰とも大きくは変らないという事になります。

日中に売電出来る高い単価の電気を使用してエアコンを稼動させる地域などは
全量売電の方が得になる事が分かります。